• 小説家を支援

小説家を支援

novel support

【小説家を支援します】
私自身の小説を「amazon kindle」に出品しております。
小説家を目指す人をサポートいたします。
ご自分の作品を電子書籍化したいと考えている方、是非お問い合わせください。
「面白い!」と私自身が感じたものが対象です。
「お問い合わせ」からお願いします。

「文学の横道」(同人誌サークル主催)
「文学横浜の会」(会員、編集人)

シャウト
総資産50億を超える一見裕福で何不自由なく幸せに暮らしていると思われている藤堂家。
だが、実態は長男が5年間もの間、引きこもりを続けている。長男海斗は、自分と父を家から追い出した母と弟に強い憎しみを覚えている。そしてその恨みはやがて二人を完全犯罪により殺害し、財産の全てを手中に入れる事だった。そこに現れ、海斗を強請る居候、北大路貢。
現代社会の引きこもり、家庭内虐待、家庭内暴力の一端を抉り出す。
ランナー2020
日野瑞希はオリンピック有望の逸材ランナーだった。だがある日、瑞稀は義父の母親との心中に巻き込まれ、火と煙で視力を失ってしまう。失意の中にいる瑞稀は将来に絶望し、線路の中に入っていく。
 その時偶然そこに居合わせた長瀬来太は娘緋奈の「助けてあげて!」という言葉を聞き、瑞希の自殺を食い止め、「死にたくない人に順番を譲れ!」と言い残してその場を去る。
 来太もまた絶望の淵に立たされていたのだった。来太は妻と愛娘を暴走運転によって失っており、いつ死んでもいいと思っていたのだった。
 こんな出会いをしてから1年後、瑞希は盲目のランナーとしてパラリンピックを目指そうと決意していた。そこに伴走者として来太が現れる。二人は2020パラリンピックで優勝を目指すことになる。
レスパイト ~朝一番でやること~
横浜に住む山城奏汰は、大手ハンバーガーチェーンに勤務している。ある日、弟康弘の嫁晴美から電話を受ける。
父秀和が急性腸炎を引き起こし、救急車で病院に担ぎ込まれたという内容だった。
次の三連休、認知症の母の面倒をみて欲しいという。
最繁期の連休は認められないと上司に突っぱねられる。
強硬的に休暇を取る。
実家に戻った奏汰は、認知症の母の病状がかなり進んでおり、その対応を行うことは重労働で、精神的に負担がかかるものだということを実感する。
父が回復し、再び家に戻ったとしても、母の面倒をみることはできないと判断する。
父の負担、母の今後の事を考えた挙句、母を施設に預けることを決断する。
だが、そこには肉親であるが故の苦悩が伴う。
果たして母にとって、施設に入れた方が幸せなのか? それとも入れない方が幸せだったのか?
夏陽炎
藤堂と親友の長嶋は大学二年生の二十歳である。二人は携帯会社でアルバイトしている。
長嶋の失恋に憤った藤堂は、ふった相手の瑞穂に同じ気持ちを味合わせたいと思い接近する。しかし瑞穗は藤堂に好意を寄せてしまう。その瑞穂を藤堂は凌辱してしまう。
二十歳の男女四人が繰り広げる、友情と恋愛の甘酸っぱい青春ラブストーリー。
読めない人
現代の差別は、「弱い者いじめ」です。会社の中では上司による部下への責任転嫁が横行しています。学校では身体的ハンデを守れない現状があります。本著は、そういった差別する「読めない人」びとに対して気付きをもたらせればという思いを込めて書いてみました。
里祭り
鹿児島県伊佐市に住む高校三年生の鴻崎伊織(こうさかいおり)は毎年執り行われる夏まつり花火大会を楽しみにしている。今年こそは彼氏と浴衣を着て並んでみたいと思っている。クラスにはオーストラリア出身のイケメン留学生ラッセルがいる。ほのかに憧れている。
学校への案内に「ハンセン病療養所」見学ツアーがあり、ひょんなことからそれに参加することになる。
そこで、ラッセルと伊織の祖先もがハンセン病患者であることが判明する。
ふたりは同じ境遇であることから、急速に親しくなっていく。
ぱちんこが日本から無くなった日 大相撲が蘇らせてくれる
大好きなぱちんこがこの日本から無くなってしまう恐れがある今、何とかこの危機を乗り越える方法を考えたいという思いから筆者はこの本を書きました。ぜひともぱちんこを作っている人に読んでもらいたいと思います。きっとヒントが見つかると思います。
紅梅
ある日、三矢郷の元に二年前に別れた妻裕美からメールが届く。
内容は週末に青梅の梅郷にある梅の公園へ付き合って欲しいという内容であった。怪訝に思う半面、最近の元妻の様子も気になり、付き合う事にする。
駅の改札で再会した元妻は以前よりも痩せて、化粧映えがし、美しくなっていた。
妻と別れたのは、二人の間にできた子供の死が起因していた。
梅の公園で郷に対して裕美は予期せぬ事を語り出す。
ネットの向こう側の誰かさんへ
都内の旅行企画会社に勤める僕(黒田瑛介)は、ある日の深夜、SNSの書き込みの中に「うつで死にたい」というメッセージを見つける。
僕は過去の失恋話を持ち出し、彼女を勇気づけようとする。
三ヶ月後、僕は再びネットの中で同じ女性と出会う。しかし、この時の彼女は明るく、以前の様子とはまったく違っていた。
僕は、以前彼女が語った内容は「嘘」だと思い、彼女を注意する。
そんな僕のコメントに彼女は猛反発する。
僕は彼女にネットという曖昧模糊とした世界から脱し、共に現実世界に身を呈し、寄り添っていきたいということを告白しようと決意する。
山の呼び声
長男の憲史(けんし)と二男の恭一(きょういち)は母文江の七回忌の為、およそ一年ぶりに実家のある八王子に帰省した。
読経の中、二男の恭一は在りし日の母の発言や記録した日記の内容に思いを馳せる。
幼少の頃、年子の兄弟は母文江から差別を受けて育てられた。
晩年、文江は恭一にそのことを泣いて詫びる。
その後しばらくして、文江は認知症を発症し、その五年後に亡くなる。恭一は母の部屋から一冊の日記を見つける。
そこには「十心得」が書かれてあった。文江は自分の生き方に誤りを見つけ、それを正そうと「心得」を作成し、それに従った生き方をしようと努めていたのだった。
盂蘭盆
秀治は77歳を迎え、最近足に痺れを感じている。精密検査を受診し、その結果は2週間後に出る。
お盆の時期に、息子の誠が家族を引き連れ、秀治と朝子のいる実家に帰省してくる。
誠一家の旅行での想い出は、「網走刑務所」を訪問した際の、脱獄犯伝説であった。秀治は脱獄犯を知っていた。その昔、秀治が勤めていた更生福祉施設にて、その脱獄犯を預かったことがあったのだ。その更生福祉施設の理事長は、誠の祖父の銀蔵であった。銀蔵が正月の宴会の席で、孫たちにコインの掴み取りをさせていた憧憬を想い出す。
盂蘭盆とは墓前で亡き祖先の想い出に浸れる佳き日である。
茜坂
和志は過去に大動脈解離によって開胸手術を二回受けている。今回は三回目の手術であった。今回のは切らずに済むステントグラフト施術であった。だが、完全に治癒したわけではない。この後も、「腹部大動脈置換手術」「臓器部分の大動脈置換手術」などの命を賭けた手術に臨まなくてはいけない。
そんな中、母秀子の突然の「胆嚢摘出手術」が執り行われる。秀子は数年前から「認知症」の症状が現れ、最近は周りの家族が手を焼くほどまでに症状が進んでいる。
一方、和志の手術はうまくいくが、会社ではリストラが加速しており、和志もやがて声が掛けられるのも時間の問題である。
自らの病気の不安、会社の先行き不透明な状況、母の認知症の加速が下から下から和志を突き上げる。
それでも、できることを一つ一つこなしていくしかないのである。
漂流
サラリーマンとして仕事をバリバリとこなしてきた52歳の山崎勝治はある日突然、頭痛に見舞われそのまま意識を失う。気が付くと、そこは病院のベットであった。何も変わっていないと思っていたが、意識がはっきりとしてくると、左半身が完全に麻痺していることに気付く。生きる気力を無くし、ただ日々を呆然と送っていたが、ある日、リハビリ病院に転院することになる。そこでも現実を直視することができず、嗚咽を漏らす日々が続いていた。
そんなある日、リハビリ病院に20歳前後の若い女性、水音(みなと)が患者として現れる。彼女は、痛ましい姿ながらも生きる希望を失っていなかった。勝治は、彼女が10mほどを自力で歩ける姿を目にする。
喜ばしいと思う気持ちの傍ら、寂しい思いに駆られる。
リハビリを一生懸命頑張り、今一度歩けるようになりたいと思うようになる。
海の原
中学で執拗ないじめを繰り返され、江の島の冬海に身を投げようとしている内村聡。そこに偶然通りかかり、話しかけるリストラされたばかりでコンビニでフリーターとして働くアラーフォーの良輔。
六三歳で脳梗塞を患い、リハビリをする良輔の父親正治。
現代のいじめられっ子であるこの歳の違う三人は、聡の提案で震災のあった東北の地を訪問する。
そこで感じた生きていくための夢とは何か? を問う。
ひと時のタバコ
建築会社に勤めている26歳の青年、今井健也は、ある日匂いが全く感じられなくなってしまい、蓄膿症を治すため、手術を受けることになる。入院先の病院で出会った男、イシダ。自分と似て、約束は破るためにあるというどこか憎めない性格であった。
イシダは「拡張性心筋症」という難病で助からない命にも関わらず、タバコを吸うのを止めない。主人公は病気が治癒して「生」に向かう人間、イシダは「死」に向かっていく人間。やりきれない気持の中で「ひと時のタバコ」を満喫するという生き方もある事に気付く。
幻日
女子高生の娘がファッションヘルスで働いていた。娘、玲は店を辞める条件として、遊ぶための小遣いを上げることを提示する。
その一方で、父栄治はキャバクラに通っている。ある時、会社の慰安旅行で中国上海に行く。カラオケで知り合った美人小租(シャオチエ)と一晩を過ごす。その紅燕(ホンイェン)は家族の者たちを少しでも裕福にしようと体を張って働いている。同じ年代で小遣い稼ぎの為に働く娘の玲と比較する。栄治は大病を患い、生死をかけた大手術に臨む。生還を遂げた栄治の傍らには、玲がいた。玲は何を感じたのか、ファッションマッサージの仕事を辞めると言う。
オーマイゴッドファザー
女子高生の玲と中年オヤジの安田は秋葉原にある『撮らせ屋』で出会う。
ある日、安田は玲に自分の娘になってくれないかと提案する。実の親と擬似親との間で揺れ動く玲。
奇妙な擬似親子の行く末は、幸せか? それとも不幸せか?
グレースカイヘヴン
会社のアイドル的存在の奈都と付き合うことになった僕。
付き合いは順調であったが、ある日原因不明の病気が襲う。それにも負けず、結婚を決意する。だが、土壇場になり結婚から逃げてしまう。それは、過去に起きた恋人の死が関係していた。
灰色の空に天国はあるのだろうか?
ランナー 2024(準備中)
名門社会人陸上部京極食品に在籍する日野瑞稀は監督の体重を減らせというプレッシャーに苦悩する日々を送っていた。ある日スーパーで空腹に負けて、店にあった食材を万引してしまう。それは見つかり、事務所に連行される。店長の長瀬来太は次回やったら警察に通報すると警告して解放する。
数日後、パリオリンピックを狙えるマラソン有望選手の中に、先般万引した顔を見つける。長瀬はいてもたってもいられず、瑞稀の寮を訪問し、病を克服してやると申し出る。
推し問答(準備中)